
ヒストリを削除する時などによく使用する「種類ごとに削除」と「種類ごとにすべてを削除」ですが、名前は似ていても性能は全く異なります。
ヒストリの削除はシーンに与える影響がとても大きいので、間違えて使用しないように注意しましょう。
これまで作ってきたものや設定してきたものが消えてしまったら泣きたくなりますからね。。。
種類ごとに削除
(編集 > 種類ごとに削除)
こちらは「選択したオブジェクト」を対象に実行されます。
オブジェクトごとに個別にヒストリを削除したい場合はこちらを使用しましょう。
オブジェクトを何も選択していない状態で実行すると、「デフォーマ以外のヒストリ」削除の場合はエラーが出て知らせてくれますが、「ヒストリ」削除の場合はエラーが表示されないので注意が必要です。
種類ごとにすべてを削除
(編集 > 種類ごとにすべてを削除)
こちらは特に注意が必要で、「シーン全体」を対象に実行されます。
ヒストリを削除したいオブジェクトを選択した状態でこちらを実行すると、選択していないオブジェクトのヒストリまで削除されてしまいます。
このコマンド1つだけで、それまで設定してきたシーン内のウエイトとかが全て消し飛んでしまうという可能性を考えるとかなり怖いコマンドですね・・・。
誤ってヒストリが消された時はすぐに気付けないケースも多いと思うので、間違えないように注意して使いましょう!