
メンタルレイ(mental ray)はMayaにインストールすることで使用できるようになるレンダラーの一つで、反射や屈折などの基本的な光の表現だけでなく、グローバルイルミネーションやコースティクスといった光の効果もリアルに表現できます。
Maya2016まではメンタルレイのライセンスが付属しているので誰でも無料で使用できますが、使用すためにはプラグインのインストールが必要となります。
ここでは、Maya 2016の例を参考にしながら、メンタルレイのインストールまでの手順をご紹介したいと思います。
※Maya2017以降はArnoldが利用できるようになった代わりに、メンタルレイのライセンスが付属しなくなりました。
⇒Maya2017以降のメンタルレイについて。(ページ下部へ移動)
①「mental ray for Maya 2016」プラグインのダウンロード
まず最初に下記のオートデスク公式サイトへアクセスし、「mental ray for Maya 2016」プラグインのインストーラーファイルをダウンロードします。
(Windows、Mac、LinuxのOSごとにインストーラーが異なるので必要なものだけダウンロードしましょう。)
※これらは最新のService Pack向けのインストーラーなので、古いバージョンのService Packでは正常に動作しない場合があります。
【オートデスク公式】mental ray for Maya 2016 プラグイン ダウンロードページ

②ダウンロードしたプラグインをインストール
手順①でダウンロードしたファイルを実行します。
これと言って難しい設定や変更はないので、インストーラーに従って進めていきましょう。
「Next」を選択

インストール場所を変更したい場合は「Change」を選択。(基本的に変更の必要はありません。)
特に問題なければ「Next」を選択。

「Install」を選択するとインストールが始まり、自動的に終了します。

最後に「Finish」を選択すればメンタルレイのインストールは完了です!

③Mayaを起動してメンタルレイを有効化する
インストールは終わっているので、最後にMayaでメンタルレイのプラグインを有効化して使用できるようにします。
プラグイン有効化のために「プラグインマネージャー」を開きます。
(ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プラグインマネージャー)
「Mayatomr.mll」の項目を探し、「ロード」と「自動ロード」のチェックマークをONにします。

「レンダー設定」を開いて確認すると、mental rayのレンダラーが選択できるようになっているのが分かります!
(ウィンドウ > レンダリングエディタ > レンダー設定)

Maya 2017以降のメンタルレイについて
Maya 2017以降、ArnoldがMayaに付属する既定のレンダラとなりました。
そのため、メンタルレイのライセンスはMayaに付属しなくなりました。
Maya 2017以降でメンタルレイを使用したい場合は、NVIDIAから新規ライセンスの購入を行うことになります。
なお、制限付き(単一フレームのレンダリングのみ可能)であれば、下記のNVIDIAの公式サイトからメンタルレイの無料版を入手可能です。
【NVIDIA公式サイト】 Maya用メンタルレイ ダウンロードページ